調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

利水の手当:トマト茶とあずき茶

2016.07.20

ココミール講座でもお出ししました、
二種類の陰陽対極的なお茶(スープ)をご紹介します。

 

本当は水毒が多い梅雨の間にお薦めするお茶なのですが、
梅雨明けちゃいました今、
名残で体に余分な水分が溜まってる、
もしくなんか妙に乾燥している、という方は、お試しくださいませ。

 

○トマト茶

トマトは熟した物を使ってください。
ヘタを除き皮ごと鍋に入れます。ヘタ部分が上になる向きです。
ひたひたの水を加え、中火でひと煮立ちさせた後、弱火で2時間程煮込みます。
トマトを取り出し、金色の煮汁だけを飲みます。
 

このスープがお薦めなのは、陽性タイプの方。
肉・卵・塩辛い食事・焼いた小麦粉製品を好み、心身に熱が籠るという方。

 

・関節や身体が硬い
・尿意は催すけど、尿量は少なく濃い
・起床時、手や足の甲がむくんでいる
・上半身や額・腋窩から多汗で、体臭が気になる
・脂溶性の肌、頭髪がべたつく
・夜間、トイレの回数が多い
・顔や指のはらに縦皺が多く、乾燥肌

 

このようなサインが出現している方は、
朝・晩に温めてカップ1杯ほどお飲みください。

 

もともと、トマトは南米ペルーのアンデス高地が原産です。
水捌けが良く、陽光がよく当たる場所を好みます。
地中の水分が不足するとうぶ毛を生やして空気中の水分を吸収しようとするほど、
水気を蓄える力の強い食材です。
このため、トマトには体内を強力に潤わせつつも、
カリウムが多いため、余分な水分を塩分と共に体外へ排出する効果も持ちます。

この、トマトの「潤わせつつ、余分は出す」という利水の力を使い、
心身をクールダウンさせ、
蓄積した塩分や動物性脂肪を排出するためのスープが「トマト茶」です。
夏の熱中症対策、夏バテ予防にも適します。
チキン出汁にも似ているとの噂もあり、
暑い日の具だくさんスープに利用するのも良いと思います。

 

○あずきのお茶

昆布3cm角を鍋底に敷き、小豆1/4カップと水4カップを入れて中火にかけ、
沸騰したら弱火で30分煮出します。
水が半分量になったら火からおろし、煮汁だけを飲みます。

 

このスープがお薦めなのは、陰性タイプ。
甘い物・生のフルーツや生サラダ・冷たい乳製品やカフェイン飲料・激辛料理、これらを好み、
パッと見て「あ、むくんでる」とわかり、
心身が冷えている方(下腹部に手を当てて冷えを感じる方)向けです。

 

・起床時、まぶたや唇が腫れっぽく浮腫んでいる
・玉ねぎを切っていて号泣(粘膜が刺激に弱い・過敏)
・昼間にトイレに行く回数が多い
・全身が冷えており、低体温(平熱36℃以下)
・朝、夜、水のような鼻水が出る
・足の裏や手のひらがじっとり汗ばむ
・顔に横皺が多く、湿った肌質
・爪に凹みや白い斑点がある

 

小豆は漢方薬としても用いられています。
色形が腎に似ていることから、三世紀頃、
「薬(生薬)」として中国から日本に持ち込まれました。
赤い色は太陽・火・血など「生命」を象徴し、魔除けの力があると信じられ、
小豆のように赤い色をした食材は、
食べることで邪気を払い、血肉になる食材として、神事や儀式で食されていました。

やがて小豆は、正月の「小豆粥」や祝いの「赤飯」など、
特別な行事食として、人々の生活に浸透していった食材です。
小豆は心身を温め、余分な水分や油分を排出させます。
朝・夜、気温が下がって心身が冷え始める前に、カップ1杯を温めて飲んでください。

 

トマト茶は主に心臓・循環器系のためのスープで、
小豆茶は腎臓・生殖器のための手当になります。

 

ただ、上記のように向くタイプを陰陽別に例を挙げていますが、
ココミール講座でお出しした際、
どちらかと言うと陰性タイプの方がトマト茶を好み、
陽性タイプの方があずき茶を好まれました。
予想に反していたのでちょっと驚きましたが
(完熟トマトの甘味に惹かれたのかもしれませんね)、
理論理屈より、まずは「美味しい」「まずい」の感覚を大事にして、
どちらも空腹時にゆっくり一口ずつ噛んで飲むように、お試しください。

 

どちらのスープもけっこう強烈なので、「無理」と思うなら合ってません。
三日ほど試して、四日目に休憩。
心身の状態を確認して、続けるか、お腹と相談してください。

 

 

 

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