調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

美味しい玄米の選び方

2011.06.10

美味しい玄米の選び方

「安全(安心)は美味しさ」です。

玄米をおいしく食べるには、炊き方を工夫するのも大事ですが、おいしいお米を選ぶのが一番です。

よいお米は米自体に水分量が多く、浸水時間が少なくても炊けます。

炊き上がりもボソボソしにくく、扱いやすいので、初じめての方でも簡単においしく炊けます。

また、玄米は、農薬の蓄積しやすい「ぬか」の部分まで食べるものなので、農薬を使用していない安全なお米を選ぶ必要があります。

玄米では、農薬を使用したお米と、農薬を使用していないお米とでは、はっきりと味に差が出ます。
(農薬を使用していると、やはりぬかが臭くなります)

■美味しいお米は環境から

自然栽培、無農薬、JAS認定、マルチ農法、アイガモ農法…玄米に限らずとも、農業に関する情報は氾濫しています。

いろんな情報はありますが、結局のところ、おいしいお米の決め手は、「お米が育つ環境が良いこと」!

農薬が散布されてなくても、JAS認定が下りていても、お米は美味しくならなかったり、安全でもない可能性を秘めています。

例えば、イネが育つ田んぼの周りの空気が、水田の水が生活廃水や上流の農薬、環境ホルモンで汚染されていたら…。

作物にとってよい環境とは 「きれいな水・きれいな空気・じゅうぶんな日光」

そしてさらに美味しいお米になるには、

「適度な昼夜の寒暖差のある気候・農薬の使用を抑えること・土壌の質が良いこと・田んぼとその周辺の生態系が豊かなこと」という条件が必要だと言われています。

「環境の汚染が少ない、水のきれいな山間部」の「低農薬・無農薬」のお米を選べば、安全で、おいしいお米に当たる可能性が高いです。

さらに、標高(標高が高すぎると温度が低すぎてお米がおいしくなりません)、日照、土壌の良い田んぼで、農家さんがこまやかに愛情こめてお米を育てているところなら、なお良いでしょう。

■美味しいお米の入手方法

では、安心の、「低農薬・無農薬」のお米を入手するにはどうすればいいのでしょうか?

ここで、気をつけたいのが「JAS有機認定」。

実はJAS有機認定=無農薬、ではありません。

JASが「天然系」と認定した農薬なら、何度使用してもJAS認定が下りるとは、様々な機関が指摘している個所です。つまり、JAS認定使用された農薬量が不透明なお米を食べている可能性があります。

また、この認定は、細やかで結構な手間のかかるプロセスを踏み、お金もかかります。

このため、本当にお米に愛情をかけたい農家さんでは、この認定の手間を嫌い、申請しない人も多いのです。

おすすめは、とにかくインターネットなどで、できるだけ情報開示しているところから買うことです。肥料は何を使っているか、農薬、除草剤は何回使用したか、農家さん自身の、農薬に関する考え方など、できるだけ「顔が見える」場所から買いましょう。

そして、大手のスーパーやデパートなど、中間に沢山の業者が入る場所から買うより、できるだけ、直接に近い取引ができる場所で買ったほうがいいと思います。

そうすれば、農家さんの様子、人柄などが分かりますし、中間マージンが少なくて、入手するわたしたちも安くあがるばかりでなく、農家さん自体もより潤うからです。

                                                  

いきなり高価な一番良いお米を選ぶ必要はありません。

美味しいお米を選ぶ基準を持ち、いろいろと試してみながら、「これ!」という玄米に出逢えたら良いと思います。

その選ぶ過程でもっと詳しく農業・農法・農家さんの実態や地産地消などの視点が広がり、新鮮な世界が見えてくるきっかけになればと思います。