調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

陰陽について 8.味付けのバランス

2013.01.29

こんにちは、癒食カウンセラーの大森まゆみです。
寒くなって雪が降って大変ですね。
credoの水道もいよいよ凍結する日がやってきました。
毎朝キッチンに入る度、ドキドキです(凍結していた場合、必死に溶かします!)。

 

さて、カフェにご来店頂くお客様のカウンセリングで、
『味つけ』に関してよく話題になります。

「味が濃い・薄いの基準が解らない」
「どれくらいの量が『程良く』て、どこからが『過剰』なの?」
「塩加減(もしくはお砂糖)…気をつけているのですが、多いですか?」
など、よくご質問を頂きます。
特に健康や美容に気をつけて『出来るだけ薄味』を実践されている方は、
「このくらいで良いのかなあ?」
「『個人差』で片づけられてしまうけど、どうなの?」
という曖昧な気持ちでお料理をされている方も多いはず。

 

答えは簡単です。

 

真逆の物が食べたくなったら偏りのサイン。
それだけです。

 

まずは陰陽の復習ですが…
塩気や動物性、焼き粉などは陽性、
甘味や油分、乳製品、果物などは陰性でした。
体には『恒常性(バランス)』を保とうとする生理機能が働いています。
心身が陰性に偏り過ぎて冷えたり浮腫んだりすると、陽性にして温め、引き締めようとします。
逆に、心身が陽性になり過ぎて緊張や強張り、渇きや熱が出てくると、
それをほぐし、冷やそうと陰性を呼びます。

 

例えば。
夕食に塩気や動物性が多く、薄味の野菜料理・穀物が少なければ、
食後には果物や乳製品たっぷりのスイーツが食べたくなります。
甘味が苦手な人は、アルコールやカフェインなどの陰性さで中和しようとします。

昼食にたっぷりのスイーツを食べたら、
夕食前にはしょっぱいお煎餅が食べたくなるでしょうし、
お煎餅を食べた後に作る料理は、無意識にみりんや砂糖が多くなるはず。
甘味が強い料理は醤油や味噌もたっぷりと使いたくなるでしょうし、
そうするとまた夕食後にはスイーツが欲しくなるでしょう。

どこかで、出来るだけ意識して「うん…ッと」薄味の料理を入れてみて下さい。
一汁三菜なら、メインだけ濃い味で残りは素材のみの味を活かすとか。
極性の毒消しや中和の組合せを意識したメニュープランニングも大切です。
心身にとって程良い『味付け(陰陽)』が入ってきた後は、
スイーツはなくても平気です。
食後にお茶や白湯を飲むだけで、ホッとリラックスできますよ。

 

ただ、心身の状態は常に変化し続けます。
朝と夜、仕事中と仕事帰り、緊張と緩和、暇な時間・多忙な時間、食前と食後etc.

緊張が続いた後なら、最初に陰性な料理や飲み物で心身をほぐします。
逆に、冷えたり、悲しい気持ちになったりした時なら、
多少は濃い陽性な物、心身を温めるものから口にするのも自分への心遣いです。

毎日同じ物を食べ続けるのは、その時その時に応じた陰陽の補充が出来ないので、
心身の柔軟性や適応力が失われ、徐々にしんどくなっていきます。
季節に応じて、
月の満ち欠けに応じて、
バランス良くバリエーション豊かな料理を食べることは、
季節の移ろいが豊かな土地に住む私たちにとっては大切なこと。
このバリエーションを豊かにするツールが、陰陽をさらに発展させた『五行』です。

まずは自分の心身の状態を把握しましょう。
『○○が異常に食べたい!』
『○○をやめたいけどやめられない!』
偏りの原因は何か、分析してみてください。
※食べものは『物』だけではありません。

「偏ると真逆の性質を欲する」
これが解っていると、料理だけでなく、
人間関係の構築や思考癖の分析などにも、とても便利ですよ。
ぜひ、お試しください。

 

参考までに過去の記事はコチラ
・極性を持つ陰陽食材の復習⇒クリック
・極性(動物性)の毒消し・中和の方法⇒クリック