調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

陰陽について 7.食べ方の秩序 後編

2012.12.25

こんにちは、癒食カウンセラーの大森まゆみです。
前回に引き続き、『健康食』情報を試す!…その前に意識して頂きたいことを、お伝えします。
前回は、『消化吸収力を上げる食べ方』について、詳しくお話しました。
今日はその続き、食材の栄養を無駄なく消化吸収するための、お料理ポイントをお伝えします。

「お肉やお魚・卵を控えたら、何から蛋白質を摂れば良いのでしょう?」
「カルシウムは牛乳以外では何によく含まれていますか?」
「コレステロールを下げるには…」etc.

一口に栄養と言っても、大きく分ければ
「炭水化物」
「脂質」
「蛋白質」+「ビタミン」
「ミネラル」+「フィトケミカル」
などの、7大栄養素が有名でしょうか。
より細かく分けていくと50種類~100種類もの必須栄養素があります。
一つ一つあげていくとキリがありません。
もしよければ、何か1冊でも食材栄養についてご一読を。
肉魚卵だけでなく、野菜や穀物・豆類・乾物に含まれる高い栄養価が解ります。

どんな食べ物も、「一物から全体を摂る」という無駄にしない『食べ方』で
様々な栄養をバランスよく摂ることが出来ます。
無駄に捨ててしまうと、
補給にサプリメントや「1日30品目」を目指すことになってしまうんですね。

まずは、素材の使い方。
野菜や穀物類は、基本的に皮ごと食べる(WholeFoods)ことで、
様々な栄養価をバランス良く摂り入れることが出来ます。
青菜の根元に近い部分には、鉄分やミネラルが豊富で味が濃く、最も美味しい部分です。
青葱の根っこ部分も、きれいに洗って味噌汁に入れると風邪予防になります。
蓮根の節部分も、黒い部分させ削ぎ落とせば、生命力が高く美味しく食べられます。
皮や根の部分は、外敵から身を守ったり、生命維持には欠かせない部分。
この部分を残さず頂くことで、私たちの皮膚や呼吸器・血液の循環などが丈夫になります。

ただし、皮や根・節・種部分には化学物質や農薬が多く残ります。
出来れば無化学肥料や低・減農薬・無農薬栽培で育てられた物をお求め下さい。
自然栽培や有機農法のお野菜は、化学肥料・農薬育ちの現代野菜に比べ、
5倍~10倍の栄養価を備え、密度も高く日保ち・腹もちがちがいます。
(スーパーの人参5本分が有機農法の人参1本分に相当する、という事です)

お料理法では、「火加減」がポイント。
グラグラと沸騰させ続けたり煮立たせたり、素材を凍らせれば特にビタミンが壊れます。
スープや煮物・茹で野菜を作る時は、素材たちが「良い湯加減~♪」となるくらいの、
クツクツの優しい火加減でお料理をしてあげて下さい。
炒め物では中~強火で、シャキシャキ感が残るくらいの火加減が良いですね。

鉄分やカルシウム・ミネラルについてですが、
生の素材をさらに干した乾物がお薦めです。
海藻や豆、切干大根、高野豆腐、お麩類などが◎。
根菜の葉部分(捨てないで~!)や海藻類にも豊富です。
これらは少量の油(ナッツや胡麻などの種子類を利用)で料理すると栄養を吸収しやすくなります。ここでも弱火料理がポイントです。

 

いかがでしたでしょうか?無駄なく栄養を吸収するには…

✾胃腸の消化吸収能力を底上げする(秩序ある食べ方を心がける)
✾素材のいつも捨ててしまう部分を使ってみる
✾お料理の火加減・組み合わせる食材を見直す

出来そうなことから、ひとつでもチャレンジしてみてください。

 
人は、食べたもののように成ります。
素材をまるごと食べることで、物事を丸ごと受け入れる度量が生まれます。
丁寧に優しく作られたお料理は、人にゆとりを持たせます。
「栄養面」だけに執着せず、食べた後の心地よさにも目を向けて下さいね。

それでは皆様、健やかな心と体で新しい年をお迎え下さい。