調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

陰陽について 5.低血糖症

2012.10.11

こんにちは、癒食カウンセラー 大森まゆみです。
今日は、現代日本人の約90%近くが陥っている『低血糖症』について、
少々長くなりますがお話したいと思います。

 

医療従事者であれば『低血糖』と聞くと
「血糖値が80mg/dl以下の状態」と推測されるでしょう。
ですが、今日お伝えしたいのは『測定した瞬間の血糖値』を言うのではなく、

「精製食品をはじめとする単糖類の摂取後に生じる、
血糖値の急激な変動による心身の失調状態」

について、ご説明したいと思います。
なので、正確に血糖値が『○○mg/dl以上/以下』という基準はありません。
 

ちょっと小難しそうな話ですが、とても単純。
例えば…
白米や精製小麦粉のパン(特に菓子パンなどの砂糖菓子)を食べると、
血糖値は急激に上昇します。すると、単糖類と酸素だけが栄養源の脳細胞は大喜び。
食後に機嫌が良くなるのは、脳が活性化しているからです。

ただし、内臓は大騒ぎをしています。
急激に増えた血糖値を平均値に戻すため、膵臓から「インスリン」というホルモンが大量に絞り出されます。
インスリンは、余分な血糖成分を捕まえて、肝臓に貯蓄するホルモンです。
この働きのおかげ、食後30~1時間のピークを境に、血糖値は安定範囲内に調整されます。
(食前の血糖値より、多少下がり過ぎる可能性もあります)

血液中に突如として大量の糖分が放出され、急いで大量のインスリンを出す。
⇒急激に上昇した血糖値は急激に下降する。
この大幅な変動に、脳は『飢餓状態ではないか?』という危険な錯覚を生じさせます。

その結果、食後3時間程で空腹感(特に甘い物・もしくはカフェイン)を覚えます。
この間食すらも摂れないと、今度は6時間後当たりに以下の症状が出現してきます。

✿ 強い疲労感や脱力、手足のしびれ、腰痛や背中の痛み
✿ 情緒不安定(イライラ・ヒステリー、落ち込み、逆にハイテンションなど)
✿ 集中力や忍耐力が続かない、凡ミスが多発、視力が弱くなる、慢性的な眠気

 

例えばこれを1日の食事傾向で表すと…(私個人の体験談ですが)

昼食時(12:00)― コンビニ弁当、食後にチョコと珈琲でご機嫌
午後 (15:00)― 強烈なチョコ欲求。忙しくて食べれず
夕方 (17:00)― ひどい脱力・疲労・イライラ ― トイレで座り込み休憩
夕食時(19:00)― チョコ・ビールで補給。その後夕食+デザート
眠前 (21:00)― なんとなく甘い物が欲しい・ひたすら我慢する
夜中 (1:00) ― 不眠・ホットミルクに蜂蜜を入れてみる
朝  (6:00) ― 目覚めの珈琲・疲れが抜けない・甘い菓子パンが朝食

こんな1日を辿っていた時期もありました。
もちろん、強い片頭痛・生殖器系トラブル・不眠症に見舞われていました。

 

これは陰陽で言えば、
低血糖は『極陽性状態』、単糖類やカフェイン摂取後は『極陰性状態』です。
まさに極陰極陽のジェットコースターが、
心身のバランスを狂わせ、さらなる悪循環を呼んでいました。
この状態が続くと、糖尿病や膵臓癌、婦人科疾患、自律神経失調などが出現します。
また、ここに動物性食品、塩気、焼き粉、卵、など極陽性の影響が加わると、さらに症状は強固になり、ホルモン・薬物治療をしていても効果が得られにくくなります。

この悪循環を断つには、まず両極性の食事を控え、疲れた内臓をケアすることが大切です。

✿ パン・卵・焼いた肉魚料理・味の濃い料理を減らす
 (極陽性食が単糖類などの極陰性食を引き寄せる)
✿ 『低血糖』で弱った膵臓のケアをする:お手当スープ
✿ 単糖類・その他極陰性食を減らす
✿ 生活習慣を改善する

 
・『極陰性食材&極陽性食材について』はこちら⇒クリック

・『砂糖から離れるアドバイス』記事はこちら⇒クリック

・『膵臓のお手当てスープ』記事はこちら⇒クリック


低血糖に陥る周期がどんどん短くなり、
一度に食べる単糖類の量が膨れ上がり、
過食傾向になる方、
実は『極陽性』状態にあります。
日常生活の中に程良い陰性さを取り入れていくことを忘れずに、
少しずつ少しずつ、その悪循環に囚われている自分を解放してあげましょう。

✿✿

個人の体質・体調改善のご相談は随時受け付けております。
お気軽にご相談下さい。
なお、「低血糖症」からの卒業には、『塩気』『動物性食材』の排泄も大切です。