調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

体質と症状の考え方と観察法②

2016.04.13

「体質と症状の考え方と観察法①」の続きです。

 

『たとえば、陰性体質だと陰性が多いと陰性の症状しか出ず、

陽性が多くても陽性の症状は出ないんでしょうか。』

というご質問に対しての答えです。

 

まず「症状」についてですが、
これは、骨格よりも、『肉付き』(皮膚)に関連すると考えます。
最深部の骨よりも、表層的な肉(分厚い・薄い、湿潤、体温、色つやなど)の部分は柔らかく、変化しやすい部分です。

 

骨は外科的処置をしなければ変わりませんが、
肉(皮膚)は食事・美容ケア・生活スタイルの変容などで簡単に変わります。

言い換えると、骨は「体質」を、表層の肉は「体調(症状)」を表す、と考えると良いと思います。
(皮膚の寿命ははおよそ4週間、筋肉は半年、すべての大本となる血液の寿命は約3カ月。
なので、体調・症状の改善を目指す養生期間は、4週、3カ月、半年、を目安に変化を確認して頂きます)

 

それで、私たちの表層部分は、骨に比べると短期間で内的環境(食事やストレス、睡眠状態など)や、
外的環境(気候・気圧・日照時間・職場や生活環境など)と、陰陽のバランスを取って変化し続けています。

 

便通一つとっても、ゆるい(陰性)日もあれば、硬い(陽性)日もある。
咳も、ゼロゼロと痰が絡む湿性咳嗽(陰)もあれば、コンコンと乾燥し痰も粘っこく出にくい(陽)の時もある。
発熱も、悪寒を伴う微熱(陰)から高熱(陽)へ変化します。

 

「陰性体質だから、陰性の症状ばかり」、
ということではないと、お分かりいただけるでしょうか?
ただ、「傾向」として「陰性体質」の方は、
体調・症状が全般的に陰性に偏りやすい、ということはあります。

 

骨細で陰影体質を示す私は、全体的に体も心も湿っぽく冷たくなりがちです。
陰は、ゆるみ・拡散・発散の質を示します。
私は中学生頃(成長発達を促す陰性力が最高潮期)に膝の骨が何度も外れ、欠けて、数回手術をしています。
心身の不調も、陰性の傾向になることが多いように思います。
食べ物も陰性の物を好みます(一般的に、女性は男性より陰性を好む傾向があります)。

 

が、もちろん陽性の症状が出現することもありますし、
陰性の渦の中にいるからこそ、
極端に陽の強い刺激に対して(慣れていないので)弱い、
エネルギーの反発が起きて過敏に反応する、ということも起きます。

 

例えば・・・そうですね。
チョコレートや甘いお菓子には幅広く深く受け入れ度量がありますが
(尚子さんや主人のような陽性タイプの方は見ただけで胸焼けがするそうです)、
味の濃い物を食べた後の喉の渇き・胃や胸が塩焼けする感じには、かなり敏感で、
とても苦しく感じます。

 

陽性の食べ物が続いた時に、「苦しいなあ」と思う症状が出やすい傾向です。
私の場合は魚や動物の脂によって膝裏・首筋に痒みが出ると警告ラインです。
これを無視すると関節・肩・頭のキリキリとした痛みと、
自制しにくいほどのイライラ・他者への攻撃的傾向が出現します。
(陰性の食べ物が続いても、症状が出ても、
『かなりのレベル』にならないと、「苦しさ(今すぐどうにかしたい感)」は感じにくいかも)

 

もしかしたら余計わかりにくくなってしまったかもしれませんが、

『陰性体質だから陰性症状しか出ない』ということではなく、
陰性な物を好み、陰性症状に偏ることも傾向としてあるかもしれませんが、
食べ物は極陰極陽どちらも食べているように、
症状も陰性から陽性に変化したり、
普段陰性の症状には慣れ親しみ過ぎているため、時たま出現する陽性の症状を特にしんどく感じる、
そんなパターンもある、ということです。

 

ご質問の最後にありました、

『心身の状態は変化するから常に今を感じとることが大事で、
あんまりこうだと決めつけると頭でっかちになって、
それこそ融通きかないのも違うなと思ってます。

陰性か陽性かの体質は、
症状の陰陽の出方が大事で、そんなにこだわらなくていいんでしょうか?』

これが、本当にその通りで、結局、

 

『今、目の前の相手をよく観る』に尽きます。

 

この、目の前の相手をよく観る時に、「ゆるんでいるか・しまっているか」という視点があるということです。

 

ゆるみ過ぎていたら(陰性症状)、陽性のお手当を。

しまり過ぎていたら(陽性症状)、陰性のお手当を。

極端を行き来してどちらもある(両極性)場合は、中庸の手当を。

 

これは、『今、目の前の症状』への対症療法(体質は関係ない)ですが、
なぜ繰り返し同じ症状が出るのか、その根本に関わるのは、
本人が自らの体質を解っておくこと、が大切だと思います。
(体の傾向、心の傾向、どちらも併せて「体質」です)

 

骨格から観る『体質』は、
生まれ持った性質を含めて「今・起きている症状」に対して、
『どのように対処していくか』に関わって来る部分です。
体質を改善するのではなく、「体質に合わせたオリジナルのライフスタイルに改善する」のが、体質改善だと言う部分。

 

関連すると思うので、心屋仁之助さんのブログをご紹介しておきます。

★動かないもの、動く必要のないものをチカラ技でやっている限界

 

 

長いお返事となってしまいましたが、
私が望診カウンセリングをしている中で相手の方をどのように観ているか、
考えながら書いてみました。

私自身も今、自分理解を深めていく作業中で、
これまで行ってきた従来の『マクロビオティック的指導?』の考え方と、変化している部分があります。
なので、人によっては玄米菜食でなく、ステーキや白米を薦めたり、
本当の本当に食べたい物はなにか?その人の内臓に合っている食べ方はどうか?
逆に「食べなくてはいけない」と思っている物に不調の原因が隠れていないか、なども考える範囲です。

 

いろんなことを書き余計混乱させてしまったかもしれません。

今月末の講座で、また疑問にお答え出来たらと思います。

Yさん、ご質問をありがとうございました(^^;)

 

 

 

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