調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

5月は海藻の月

2013.05.14

こんにちは、癒食カウンセラーの大森まゆみです。
「立夏」を過ぎてポカポカ暖かくなると、体内の塩分や脂肪は排出され、スリムになっていく(陰性化する)女性に嬉しい季節ですね♪
ただ、気温差が激しく湿度も増す現代では、体内の冷えや湿度が増して体調を崩しやすい方も多くいらっしゃいます。
梅雨バテや夏バテがひどい方は、今からその予防線をはりましょう!
5月からは体を冷やす砂糖・乳製品・水分やアルコールの飲み過ぎには注意してください。
特に貧血や免疫力低下がある方、泌尿器・循環器系トラブルやホルモンバランスが崩れている方は、特に要注意です。

暑さと湿気を迎え打つにお薦めなのは、海藻です。

「海の野菜」と呼ばれる海藻は、カルシウムやマグネシウムなどミネラルや食物繊維がたっぷり含まれている上に、低カロリーで生活習慣病予防にも役立つ食材です。
海は生命の源。
その中で育った海藻には、生命に必要な物が溶け込み、血液の質を浄化する働きがあります。
消化吸収機能が低下し、よく噛めない方は、最初はそのまま便として排出されてしまうかもしれません。
ですが、海藻特有のぬめり成分は胃腸の粘膜を保護する働きがあるので、ぜひスープや煮物で、良く噛んで日常的に食べてみてください。
約25種類もある海藻の中で、常備しておくと便利な物をいくつかご紹介します。

【ワカメ】
たっぷりの水で、シャキシャキする程度に戻しましょう。
スープや麺類に入れる、サラダの他にも、刻んで雑穀や豆と炒めるなどもお薦めです。
(炊いたヒエとワカメのコロッケは、白身魚っぽい風味になります)
戻し汁は味噌汁の出汁や煮物に使うなど美味しい使い道があります。
早春に収穫された柔らかく若いワカメは、女性性や子供の成長発達力を助けてくれるエネルギーを持ちます。
五行では『春』に分類し肝臓・胆のうを補助し、鶏肉や卵の毒消しとして役立ちます。

【ヒジキ】
たっぷりの水で、爪でプツンと千切れる程度に戻しましょう。
ひじきに含まれる豊富なカルシウムや鉄分は、たんぱく質やマグネシウム、クエン酸、ビタミン類、少量の油と一緒に摂ると効率よく吸収できます。
大豆製品やナッツ類、青菜や柑橘類(汁でも可)、酢などを使用した料理がお薦め。
戻し汁を加えた炒め煮・含め煮・炊き込みご飯は、よりコクと風味が際立ち美味しいです。
陽性が強い食材で、五行では『金』に分類され肺・大腸を活性化させます。
砂糖・乳製品・小麦粉製品が多い方へ、中和と排出にお薦めです。

【アラメ】
煮物や炒め物に、少量(ひとつまみくらい)を加えて蓋をして蒸しておくと、すぐに戻ります。
スープの仕上げに入れるだけで良いので、とても手軽で重宝します。
あらめは昆布の仲間とされ、水深5~10mくらいの岩礁地帯に多く生育します。
マイルドで優しい甘味があり、五行では陽性寄りの中庸『土用』に属し、球形野菜との相性が抜群です。
心身に安定性をもたらし、特に砂糖や乳製品で酸化した心身を浄化してくれます。
心と体と頭の中が「不安定」「忙しい人」へ、一番お薦めする海藻が、アラメです。

【めひび】
ワカメの根っ子の少し上部にある「芽株(胞子葉)」です。
その乾燥芽株の中茎を取り除き夾雑物を除去し、細かく刻まれたものがめひび。
ワカメの増殖を担う部分なので、非常に陰性でもあり陽性でもあり、五行では『火』に分類します。
薄味のスープやお粥へ、冷奴や酢の物など、トッピングとして…水で戻すことなく、少量をさっと使うことができます。
ただ、塩分が強いので気になる時は軽く水で洗い、食べる量に気をつけてください。
ぬめり成分のフコダインを豊富に含み、血流をサラサラに、体内粘膜の修正に役立ちます。

【昆布】
当店では、食べるなら日高昆布、お出汁を取るなら利尻昆布と使い分けています。
昆布は純寒海性の植物で非常に陽性、五行では『水』に位置し、泌尿器系の働きを助けて体内から余分な水分や冷えを絞り出します。
神経系・歯・骨関節・髪質を強化します。
日本人が培った第六の味覚『旨味』を育てたのが、この昆布のグルタミン酸です。
少し切れ目を入れて弱火で15分、昆布を取り出して出汁のみを5分煮込むと、上品で美味しい出汁がひけます。
また、出汁殻の昆布にも様々な栄養が残っているので、唐揚げ・刻んで炒め物に・佃煮にと、様々に役立ててみると良いでしょう。

 

常備海藻の数々、いかがでしたでしょうか?
海藻が苦手な方は、ぜひ質の良い天然物を食べてみてください。
市販のヒジキが苦手という方も、当店のランチでは食べられた!という方が何人もいらっしゃいます。
今日ご紹介出来なかった、海藻や具体的な美味しいレシピなどは今後、紹介していきますね。
皆さまも、お薦め海藻レシピがあれば、ぜひ教えてください♪