調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

誰かのために、マクロビオティックをする?

2016.08.12

 

「家族の健康のためにマクロビオティックをしたい」
「マクロビオティックの料理、お手当、せっかく作ったのに食べてくれない」
「お菓子ばかり食べている娘(夫)が心配で、病気になったらどうしようかと思う。
マクロビオティックの勉強会に誘っても来ないし、先生から話をしてほしい」
 

お話会や講座では、何度かこの言葉をお聞きしてきまた。
 

おっしゃられている方は、不安と心配でいっぱいな表情でした。
 

私自身も、結婚当初は同じように主人に対して思っていました。
 

どうかどうか、大切な人が、
病気しないように
騙されないように
失敗しないように
お金を損しないように
独りぼっちにならないように
悲しくならないように

 

で、ある時、「大切な人が」の部分を、
「自分が」に置き換えてみたのです。
 

私が、
病気しないように
騙されないように
失敗しないように
心配かけないように
お金を損しないように
独りぼっちにならないように
悲しくならないように

 

だって、

 

病気をしたら、
治療にお金がかかる、働けなくなる、お金がなくなる、
誰かに迷惑がかかる、嫌われる、自由がなくなる、
独りぼっちになる、悲しくなる、
 

そんなのは、怖い

 

たった一言、「大切な人が」を自分に主語を置き換えてみただけで、
腹の底がムズムズするような、
居心地の悪い妄想が吹き荒れて来ました。
直接自分のことだと感じると、
あまりに気持ちが悪いので、一番身近な人に置き換えて、想像しているんですね。
 

無題
 
こういう、
「○○しないように」という「ないない尽くし」で見る現実は、
知識を増やせば増やすだけ、
「ない」ものばかりに焦点が集まって、恐怖心を刺激します。
 

「病気にならないように」
その想いで始めたマクロビオティック。
 

今、新鮮で美味しい食材が目の前にあるのに、
オーガニックとそれ以外が(なぜか)善と悪に見えたり、
今、とっても健康でなんでも好きなことができるのに、
米粒より小さい吹き出物を見て、
「あれ食べたせいかな」「まだまだこんなんじゃだめだ」と(なぜか)罪悪感で気になったり。
家族みんなで仲良く笑っていられるように、と思って始めたことなのに、
自分ばかり頑張っている気がして、(なぜか)いつもしかめっ面。
 

こんな風に、根本の恐怖は上記→(なぜか)部分のように、
潜在的な圧となって結果を歪ませてしまうのですね。

 

細部にとらわれて、
全体(根本)を見落とすような状態になってしまいます。
 

だから、
上記のような「家族のために」「誰かのために」
マクロビオティックをしたいとおっしゃられる方へのお返事は、
 

「まずは、自分をもっともっと満たすこと。
ご自身のためにマクロビオティックのレシピを試すつもりで。
『美味しい♪』っ食べて、健康的でご機嫌な毎日を過ごしていたら、
ご家族も試してみようかな、くらいの気持ちになるのでは?」
 

「もしご家族の誰かが病気や不調に陥っても、
あなたはどっしり構えて「大丈夫、そばにいるよ」って言えるくらい、
ご自身の健康的な心と体作りが第一です。
娘さんがもし病気になって、食生活を見直そうと思った時にはじめて、
お母さんの言葉や、食養生の体験談が染みるんじゃないかと思いますよ」
 

「私だけでなく、いろんな方とお話ししてきて、
マクロビオティックを始めたきっかけの多くは、お病気や心身の不調でした。
病気や不調はただただ怖いものじゃなく、
それは、生き方を見つめ直すきっかけのように思います。

その時、その時で、
失敗しないとわからないことはたくさんありますから、
それを見守ってあげるのはどうですか?」
 

ここで、見守るのが「怖い」とおっしゃられたら、
それはご家族の「問題」ではなく、ご自身の話になりますから、
話の主軸を「自分」へ戻します。
ご自身の考える一番最悪なシナリオを妄想をし、感情の疑似体験。
そうやって、恐怖のバイブレーションを昇華させます。
(何度か繰り返すと、
漠然とした未来・過去の体験を抜けて、視点が「今」に戻ってきます)
 

「ご家族とどんなふうに過ごしたいか、
はとても大事ですが、
ご自身がどう生きていきたいか、は、すべての土台だと思うんですね。
 

自分の食べたい物を、まずは「美味しい!よくできた!」って思って、
食べてみてくださいね。
自分が心底『楽しい』と思える時間、
『やりたいことに没頭する』時間を、ちょっとずつ、増やしてみてください」

 

という風に、誰かのため、になっているエネルギーを、
自分に還すようにお伝えします。
 

無題2
 

自分をなくしている時ほど、
「誰かのために」と思ってやった行為を拒否されると、
胸に堪えるんですよね。
それで、「断られたら、辛いだろうな」って、
『自分がされたら嫌なことは人にしない』投影で、
人から頼まれたことを断れず、さらにどんどん溜め込んでいってしまう。

 

マクロビオティックに限らず、
「誰かのため」って言ってる時ほど、自分を殺してる。
もしその想いを拒絶されたように感じて、悲しんでいるのだとしたら、
それは、自分で自分を下げた内側の痛みを、
外側の誰かを使って、思い出させているだけなのです。
 

無題3

 

結論。
マクロビオティックでもなんでも、
自分を最高にするためだけに、やったらいいと思います(*^▽^*)

 
ただ、ここまで頭でわかっていても、
それでも誰かのことが心配でたまらない、という方は、
「あなたが○○になってしまうんじゃないかと、いつも考えてしまう。
そうなってしまうと、私はとてもさみしくて、悲しくなる。
それでいつも不安になる」
と、自分の気持ちを素直に伝えてみてください。
この時のポイントは、「心配」という単語を使わないこと。
「心配」は、気持ちのようでいて、気持ちとはちょっと違うんですよね。

 

 
 

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