調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

春は、肝臓の声を聴く季節(望診)

2014.03.04

こんにちは、癒食カウンセラーの大森まゆみです。
1月17日から「冬の土用」に入ると、体の氣の流れは腎系(泌尿器・生殖器)を離れ、
2月3日「立春」以降、肝臓・胆嚢へ完全にバトンタッチされました。

春は、冬の間に蓄積した肉・塩・油脂をデトックスする季節です。
体内の毒素や不要物を「デトックス=解毒」できる臓器は、人体で唯一、肝臓だけです。
「沈黙の臓器」である肝臓が働き過ぎていないか、
今日は望診法でチェックしてみましょう♪

 

肝臓は、人体最大最重量の巨大な臓器。
免疫や代謝の活性化・栄養素からの血液成分の生成・
エネルギー源の貯蔵と補給・消化液や酵素の生成・有害物質の解毒など、
胃腸が休んでいる間にも不眠不休でせっせと働く「生体化学工場」です。
工場の職人は総2500億個の肝細胞、専門道具は2000種以上の代謝酵素です。
肝機能の数値であるALT、AST、r-GTPなどは、本来肝細胞が持っている酵素が、
障害によって血液中に漏出した量を測定しているのです。
(数値が上がるほど、職人たちが傷を負い、肝機能が低下している状態を示します。)

 

東洋医学では、【爪・目・筋膜・怒り】に深く関係すると言われます。

肝臓は胃腸で吸収されたすべての栄養処理を行いますが、
過剰な栄養を処理しきない場合、筋肉を痙攣させて燃焼させようとします。
「こむら返り」、が代表的です。
ふくらはぎに限らず、指・首・肩など様々な骨格筋でも生じます。
目や口元が引きつる表情筋の痙攣や、目の奥の痛み・凝りも同様です。
内臓も筋肉で出来ていますから、肝臓の氣の滞りは、
胃腸の腸蠕動運動や、膀胱や子宮・前立腺・骨盤底筋群などにも影響します。
便秘・下痢、尿漏れや脱肛(痔)、性欲減退や月経不順・子宮筋腫、心筋異常などは、
過剰栄養を処理し切れない肝臓の悲鳴かもしれません。

太もも内側のホットパック・足踏みマッサージ、腰湯、足湯、
後頭部マッサージなどで血流改善をはかり、
小食にし、酵素を豊富に摂って氣の循環を促進させましょう。

 

肝臓は右胸腹部の境目に位置しますので、右半身トラブルに深く関係します。
例えば右肩のトラブルは肝臓、左肩のトラブルは心筋など循環器が関わる兆候。
右目のトラブルは肝臓、左目は脾系(胃・膵臓・脾臓)という風にも捉えます。
右腹部を下側にしなければ眠れない方は、肝臓が腫れているのかもしれません。
肝臓の上にハト麦湿布・生姜湿布・レイキヒーリングをしてみましょう。

肝臓が弱り、血液の質が低下すると、身体末端部が栄養不良状態となり、
爪や髪質・目も傷みやすく、肌も張りが失われ、くすんでしまいます(!!!)。
栄養状態が偏った脳血流状態では、低血糖症症状も一際重くなり大変です。
「新生活スタートの春!」だと言うのに、
好奇心や向上心が湧かず、家に引きこもりたい「憂鬱な春」に変わります。

 

肝臓は、体内の清濁を併せ飲み、昼夜黙々と処理に追われています。
心の汚濁も全部飲み込む臓器ですから、溜めに溜め込むと、やがて感情を爆発させます。
舌の両側にギザギザした歯型痕がついていませんか?
それは、ストレス過多のサインです。
好きな事に熱中していても、内臓に無理をさせている人はこのサインが出ています。

『自分を大切にすること』を、一番後回しにしていませんか?
感情が「こむら返り」する前に、十分な休息を取って、体も心も休めましょう。

 

いかがでしたでしょうか?
肝臓って、全然沈黙なんかしていませんね(笑)、実に雄弁な臓器です!
肝臓を労わる食事ポイントは、コチラを参考に作ってみてください^^
春っぽさを取りいれる

 

最後に、肝臓を労わるデトックス茶のご紹介をしておきます。
陽性症状に対してはハト麦茶・ヨモギ茶・ドクダミ茶。
陰性症状の方へは、タンポポ珈琲(タンポポの根のお茶)がお薦めです。
どちらかわからない両極状態の方は、タンポポ珈琲をお飲みください。

どうぞ皆様、麗らかな春を楽しめますように♪