調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

季節うつは夏の名残 体と心に内から火を灯す

2016.09.28

 

雨、よく降りますねえ・・・。
今年は記録的な日照時間の不足が続いているらしく、
野菜不足や季節うつ病になる恐れがあると、まとめサイトで見かけました。
 

季節うつは、夏の名残(陰性食)の症状です。
夕暮れも早くなり植物も枯れ行くセンチメンタルな秋は、どこか物悲しい心持ちになってしまうのも自然なこと。
ですが、それがあまりにも辛い精神状態になってしまう時は、強烈な「夏の名残」が体の中に残っているのではないかと推測します。
 

夏に美味しい飲食物…例えば激辛料理に使われるスパイスやハーブは、ドキドキと心身を興奮させ、ひと夏の恋やお祭り騒ぎへ心身を盛り立てます。
本能的・衝動的・刹那的なエネルギーが体の中に残っていると、季節が冬に向かっていくのが、さみしくってしょうがなくなるんですよね。
寒くなるにつれてエネルギーが内に集約しようとしているのに、体内には発散拡散の力が残っているので、「まだまだ騒ぎたいのに、置いていかれる」ような、ざわざわとした感覚に陥ってしまうのかもしれません。
 

もともと心の中に孤独感や寂しさ、悲しさ、不安感、愚痴、などを抑圧していると、
その隠れている部分が余計に秋のエネルギーによってチクチク刺激されている状態なので、
諦めて、一人静かにゆっくりとその想いを噛みしめてあげてはどうでしょう。
 
 

そしてお料理で、心に火・陽(光)を灯して。

 
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食べものは、育ち加工された土地・気候・調理過程、
そのすべてを糧として吸収しています。

 

例えば、バナナ・ココナッツのような南国の食べ物は、
水が上へ上へ蒸発していくように、背の高い位置で栄養と水分を蓄え育っています。
太陽の熱が燦々と降り注ぐ環境で、熱や紫外線に対抗できるジューシーな果肉や皮を備え付けます。
果肉は植物の肉ですから、フルーツを多く食べる人の皮膚や肉質は柔らかく、つやっとみずみずしい。
(果糖は中性脂肪としても蓄えられます。果肉=植物にとっては脂肪の部分です)
暑い夏は、このように水分や蜜をたっぷり含んだ陰性な食材で体を潤わし、体の熱を冷まします。
 

同じ果物でも、
北方で採れるリンゴ、カキ、サクランボ、ブドウなどは、
南方のバナナ、マンゴー、グレープフルーツに比べれば繊維質で、
体を冷やす作用は柔らかくなります(同じバナナでも、南国産と国内産で作用はちがってきます)。
アサイ、ビルベリー、アセロラなどの果物や、夏野菜のカラフルな色素には、強い抗酸化力が備わっており、私たちの酸化を防止してくれます。
こういった、太陽の熱や紫外線と拮抗するエネルギーが体の中に残っているなら、
日照時間が少なく肌寒くなってきた(太陽が恋しい)この時季、ちょっとつらくなりますよね。

 

では、今の時季のように、雨が続き日照時間も短く、心身が水浸しになっているような時は、
どんなもので体を乾かしたら良いと思いますか?
 

寒い土地では、作物は地べたや地中を這い下降し、硬く引き締まった実をつけます。
葉野菜もギザギザと尖り、硬い繊維質の葉に姿を変えて、冷気から身を護ります。
 

「水害・冷害に強い作物」を思い浮かべてください。
 

代表的なものとしては、粟・稗・麦・蕎麦・黍などの雑穀です。
また、大根の葉・根菜類・海藻類など。
こうした気象の変化や土質を問わずに生育可能で、雑草や病害虫に強く、生育・成熟が早く、簡単に料理が出来、主食に替わるエネルギー量を持っているなどの条件を全て満たしている「救荒作物」は、強い生命力を持ち、食べる私たちの心身にも、自然環境としなやかに適合する強靭さを宿してくれます。
冷たい泥水の中で育つ硬い蓮根は、その実の中に通気路を持ち、水中でも地上の清浄な空気で呼吸し、寒さで収縮しやすい私たちの気道をサポートしてくれます。
堅く乾燥し、熟しても裂開しない果実である堅果。
堅果(クリ・ハシバミ・シイなど)や、核果(アーモンド・ペカン・クルミなど)も、血液の流れを良くし、皮膚を強くしてくれます。
 

こういった素材を太陽によく照らして干したり、火でよく煮炊きして食べることで、体内に熱(火・陽)がくべられます。
鉄板焼きや炭火焼、炉端焼きも、ぐんぐん熱が入っていきますよね。
あまりに冷えている方は、自分の体を炙るイメージでそれらを食べに行ってもらいます(笑)
パソコン業務が多い方は、たき火・日光浴・岩盤浴・よもぎ蒸し、お勧めですよ。
自分の体を調理してくださいね( *´艸`)
 

硬い煮詰めたような物ばかりでは心身も煮詰まってしまうので、籠った陽気を適度に発散させる薬味もアクセントとして必要です。
わさびや辛味大根、発芽野菜などの、鼻にツーンとくるような刺激のある辛味(陰)を添えると、料理全体の陰陽のバランスがとれます。
 

肉や魚、卵など動物性食品は肉体面への即効性があり、
冷たい海域を回遊するサケやホッケも寒さに強い質を持っています。
広い海域を泳いでくる持久力のある赤身魚も、私たちの筋肉や血液に変わり、一人で堂々と動き回る行動力を支えてくれます。
潮の流れを読み群れとなすように、神経系の働きを鋭敏にする力を魚は持っています。
動物性食品は即効性があるからこそ、精神面への影響も絶大です(本能・野性性を助長させます)。
また、体質によっては過剰になると肉体面への蓄積が始まるため、
解毒剤的な薬味やエネルギーを発散させる活動は必須になります。

 

ゆるやかに心身を変容させていくのは、主食であるお米を始め、野菜や植物性の調味料。
目に見えない部分から徐々に、肉体を構成する土台と成って行きます。
植物性と動物性のエネルギー、どちらも上手に活用できると良いですね。

 

なんだか冗談みたいな話ですが、
マクロな視点で見ると、やっぱり人は、「食べたもののように、なります」。

 

 

 

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