調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

お客様からの質問&分析と解答2

2012.11.24

おはようございます、癒食カウンセラーの大森まゆみです。
先日のブログではお客様の風邪症状を陰陽五行を基に分析したので⇒記事はコチラ
今回はそのアプローチをお伝えしていきます。

 

Aさんの風邪症状【喉の痛み⇒鼻水が止まらない⇒咳がひどくなった】は、
過去の乳製品やパンの排出が絡んでいるのではないか、という分析結果でした。
表面に症状として出現しているのは『肺・大腸』の弱りですが、
特に症状が悪化する時間帯が『胃・膵臓・脾臓』の経絡が活性化する時間帯でした。
(相克の関係である、『心臓・小腸』が夏場に受けたダメージを肺・大腸が負担しているのもあり得ます。どちらにせよ、夏~晩夏にかけての無茶が隠れている様子です)

 

 

それでは、まずは『引き算』から。

✿『真夏』(極陰性)の食べ物・食べ方を控えます。
熱帯地域の食べ物(茄子科の野菜・熱帯産の果物)・冷たい飲食・砂糖や蜂蜜・シロップなどの糖分またはでんぷん質の多いイモ科の野菜・油脂類(ナッツや胡麻も含みます)や水分の過剰摂取・カフェインなど。
肺や大腸に負担をかけやすい乳製品&粉もの(パン・クッキー・煎餅・麺類)も避けます。
✿生に近い食べ物は避けます。
生野菜のサラダ・生のまま食べる果物(国産であっても)、加熱したとしても、あまり時間をかけていない物(生に近い食感の料理)は控えます。

 

『引き算』だけで、体調はかなり変わります。
そこに+α、弱っている臓器を補助する食べ物・食べ方を『足し算』してあげましょう。

✿『冬』の食べ物・食べ方を主軸にする。
・天日干しの乾物(切干大根や干し野菜・高野豆腐など)、海藻類(昆布やヒジキが◎)、小豆や黒豆、根菜類、熟成味噌や醤油、黒米など。
・じっくり煮しめた汁気の少ない煮物。手間暇をかけた多重調理も良い(揚げ物は控える)
✿『晩夏~秋』にかけての食べ物・食べ方を意識する。
・球形野菜(南瓜・玉ねぎ・キャベツ・蕪など)や根菜類の葉部分、赤米や玄米などの全粒穀物、じっくりコトコト煮込んだスープ・煮物料理がお薦め。

 

回復を早めるには、空腹時の『お手当てドリンク』で、最後のひと押しです。

✿粉ものや油(乳製品)を洗い流す
・人参大根ドリンク、大根おろし、リンゴジュースの葛湯、梅葛湯など
✿鼻水や咳をやわらげ、体を温める
・梅醤番茶、梅葛湯、蓮根湯、黒豆の煮汁、キンピラスープなど
✿蓄積している古い老廃物の排出力を高める
・切干大根茶、大根干葉茶、干し蓮根茶など
✿外側からのアプローチ
・鼻や喉・胸元あたりにかけて生姜湿布・蓮根湿布を当てる
・大根干葉のお風呂、生姜+塩入りのお湯での足浴、生姜オイルでの大腸マッサージなど
✿根本的な体質改善に、最も大切なお手当て
・甘い野菜のスープ・甘い野菜の煮物

 
などなど、様々なアプローチ法があります。
『引き算』『足し算』『最後のひと押し』…出来ることから始めてみて下さい。

陰陽五行論をパズルのように組み立て、症状の分析からメニュープランニングまで、いかがでしたでしょうか?解りづらい箇所も多々あるかと思いますが、何となく「へえ~、面白いやん」と思って読んで頂けていたら嬉しいです。
Aさんも陰陽を学び始めたばかりで、テキストだけではどうしても解りづらい部分もあったようですね。独学や本だけでは解らない『?』、少しでもお役に立てれたら幸いです。

今後もこのようなお悩みや気になること、どうぞお気軽にご質問下さい。
また、症状は同じでもその方独自の食歴や環境で体質は異なります。
本当に養生を始めたい、現状をとにかく変えたい、という方は、実際にカウンセリングを受けて頂くことをお薦めします。(遠方ではスカイプ面談も可能です)

季節は師走へ向けてまっしぐらですね。
皆様が少しでも健やかな気持ちで、新しい年を迎えられますように♪