調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

低血糖症のおさらい 2)極性の悪循環

2013.09.12

こんにちは、癒食カウンセラーの大森まゆみです。
晩夏の期間中は、日本人の80%が陥っていると言われている【低血糖症】について、
その予防法や対処法をお伝えしていく予定です。

今回はその低血糖症の原因と成り得る、
食の陰陽 『極性の悪循環』についてお伝えします。

 

低血糖症に陥っている方は、料理の味付けがどんどん濃くなる傾向のように感じます。
砂糖と塩(醤油や味噌)の消費量が年々多くなり、
口に入れた途端に甘辛い味つけを感じられないと、「味気ない」「食べた気がしない」など、
『損した様な気持ちになる』とおっしゃる方もいらっしゃいました。

調味料の使用量が増えると、生活習慣病の危険性も高くなります。
低血糖症は、様々な疾病の根本的原因とも言えるのかもしれません。

 

低血糖症の方に多い食事パターンをご紹介してみます。
自覚があってもなかなかその欲求がコントロールできず、
自己嫌悪に陥る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

□糖分への過剰な欲求
(チョコレート、菓子パン、清涼飲料水や果汁、アルコール、炭水化物etc.)
□料理に使う調味料が増える
(照り焼きソース、甘辛い煮つけなど、料理に使う砂糖やみりんの量が増える)
□過食傾向・食べても食べても満腹にならない・常に空腹状態が持続
□糖分以外の極陰性エネルギーへの依存
(カフェイン飲料、冷たい乳製品や豆乳製品、油脂の多い食品:種子・豆類も含む、喫煙欲求の高まり、やめたい悪習慣がやめられない、など)

過去、チョコレート依存症だった頃の自分を振り返ると…、
ほぼ全ての項目に当て嵌まるような状態だったと思います。
「ハヤクハヤクハヤク!」と責め立てられるような緊張状態が1日中続き、
チョコレートやアルコールで「爆発的な解放感」を摂り入れていたんだろうなあ、と今は思います。

 

極度の緊張状態は、極陽性状態と同様です。
腹の底にイライラや不満を抑えつけるほど、
その反動で「爆発的な発散性」である極陰性食品を大量に求める…
それは、自然な生理現象のように思いませんか?

 

ふだんから強い陽性の作用を持つ飲食が多い方は、
少しのストレスでイライラし、言いたいことを我慢し、自責の念が鬱屈し、
極陰を求める衝動に拍車がかってしまう傾向がみられます。

【強い陽性の作用を持つ食事】

〇塩分の過剰(食卓塩・味塩コショウ・市販の胡麻塩など)
〇塩分の多い味付け、食品(塩漬け・塩麹・漬け物・加工食肉製品・菓子類など)
〇赤身の肉・魚、卵(魚卵含む)の過剰
〇硬く焼き締めた小麦粉製品・粉もの、バリバリと歯ごたえのある食品

まずは、これらの物を日常的に召し上がることを、控えてみてはいかがでしょうか?

胃腸が弱っている方にとっては、小麦粉製品は甘く食べやすいかもしれません。
できれば、硬くガリガリに焼いたパンよりも、蒸しパンやベーグル、米粉パンを。
パンを食べる時にはお味噌汁や野菜スープを付け合わせてみてください。
パンより、うどんや素麺(にゅう麺で)、フォーなど、汁ごと頂ける麺類を。
麺類よりは、粥やリゾットなどのお米を炊いた食べ方がお薦めです。
肉・魚・卵は、サラダや香辛料・ハーブ・生姜・にんにく・きのこ類をふんだんに使ったお料理を心がけてください。
焼くより、煮る・煮込む・茹でる食べ方がお薦めです。

また、週に1度は野菜と穀物(米)の日、魚介類に留める日を作ってみませんか?

 

低血糖症に陥っていると自覚されている方は、
甘い物・カフェイン等極陰性食品をすぐにやめることは中々難しいと思います。
私も、当時の自分にとって、なくてはならないストレス解消手段が「甘い物」でした。
無理して辞めてストレスフルになるようなら、
チョコレートをひとかけほどつまみながらも、菓子パンよりも1個のお結びを選ぶことの方が、第一歩としては重要だと思います。
どうぞ焦らず、自分を責めることなく、食の「審美眼」を育てていきましょう。

 

次回は、あらゆる陽性食品の中で最も陽性な「塩」について。
塩は、あらゆる調味料の決め手であり、生命活動に欠かせない存在です。
塩の質を見直すことは、極端なバランスの舵取りから卒業するには大切なポイントです。
では今から、お使いの調味料を見直してみませんか?