調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

陰陽の極性

2016.07.28

陰陽の極性とは

陰陽という2つの均衡エネルギーは「ほど良い塩梅」を超えて、
どちらか一方へ偏ると「極性」となり、バランスを崩します。

体の中の陰陽バランスが崩れると、
ゆるみ過ぎた「極陰性」(きょくいんせい)
ひきしまり過ぎた「極陽性」(きょくようせい)
もしくは「両極性」という状態(不調)が生じます。

これが、「気持ち(氣の保持が)悪い」という状態です。

暑ければ(陽気)、体をクールダウン(陰性)し、
寒ければ(陰気)、体を温め(陽性)ます。

ただし、日本をはじめとする温帯地域で生きる人種にとっては、
熱帯・亜熱帯地域の食材「極陰性」は冷えすぎるし、
寒帯地域の食「極陽性」は引き締まり過ぎとなりえるのです。

 

極陰性とは

まずは、日本人には陰性が強すぎる極陰性食材から紹介します。
水分や蜜(糖分)を多く含み、柔らかく、デリケートで腐りやすいという特徴があります。
食べ物のごく一部分だけを取り出した精製食品も、陰性食として体へ影響を及ぼします。
 

糖度の高いもの

  • サトウキビ原産の砂糖・シロップ類(メープル・蜂蜜etc.)・全ての甘味料
  • 熱帯産果物(マンゴー・グレープフルーツ・バナナ・パイナップル・オレンジ・イチヂクetc.)
  • 果汁ジュース(ストレート・濃縮還元)・清涼飲料水・炭酸水・水分の過剰摂取
  • 野菜(ナス・トマト・ジャガイモ・ピーマン・アボカド・サツマイモetc.)
  • ハーブ・スパイス類(カレー・生姜・ニンニク・唐辛子)
  • カフェイン(珈琲・紅茶・チャイetc.)

 

精製食品:食材の極一部分のみを抜き出した物

  • (生の状態・コーンやオリーブオイル・サラダ油は陰性が強い)
  • 精製穀物(白米・精製小麦製品:うどん・パン・パスタetc.)
  • アルコール類(ワインが最も陰性。次にビール・焼酎・日本酒の順。糖度の高い酎ハイは最も極陰性)
  • 乳製品(牛乳・豆乳・クリーム・ヨーグルト・塩気の薄いチーズetc.)
  • 科学薬品(工業的に作られた科学甘味料、添加物・保存料・化学調味料・着色料・鎮痛材や睡眠剤等の薬物)

 

電磁波を吸収した食材:レンジ加熱・レトルト、電磁波放出環境etc.

    調理法で注意が必要となるのが、電子レンジ調理。
    あらゆる食材のエネルギー(氣)を消耗させる調理法です。
    できるだけ使用を控え、用いた場合は、熱が冷めてから食べることをお薦めします。
    また、工業製品・化学薬品は感覚を鈍磨にし、心身の排出現象が外側へ現れ難くなります。

 

極陽性とは

次に、極陽性食材です。
引き締め過ぎる・乾燥させるといった力の強い食材です。
水分や蜜は少なく、固い繊維質やミネラルを多く含み、
火をじっくりと通し水分を飛ばした仕上がりの料理が特徴です。

 

:Na成分はこの世で最も陽性。他のミネラル成分とのバランスが重要。

  • 塩気の強い食材(塩辛・塩漬け・塩を直接かける食べ方・濃い味付けetc.)
  • 食卓塩は最も陽性
    岩塩よりも自然海塩の方が成分を多様に含む。
    焼き塩・釜炊きは成分が偏りやすい。
    天日干し・湯煎式など伝統製法がお薦め。

 

動物性食材

    肉・鶏卵・加工食肉製品・魚介類・甲殻類・魚卵・干物etc.
    赤身肉の赤は血液の赤。
    血液にはミネラル成分も多いため、赤身の肉ほど陽性度が高く、脂肪分が多いほど陰性の肉になります。

 

焼き粉:小麦製品の中でも焼きしめた製品

  • パン・ピザ・ナン・チャパティetc.
  • 菓子類(クッキー・クラッカー・チップス・ビスケット・煎餅類)
  • 長時間のオーブン料理・直火料理・乾物(機械による乾燥・加熱製品)

焼しめた粉ものは、胃を傷め腸の絨毛にへばり付き消化吸収を阻害し宿便の原因にもなりかねませんので、
週に1回程度の「嗜好品」として、食べることをお薦めします。
実際に粉ものを控えて「ごはん」に切り替えるだけでも、体質改善としては大きな一歩になります。
 

まとめ

以上が、毎日摂取するには日本人の胃腸に負担となる「極性」を持つ食べ物です。
エネルギーが真逆同士の極端な組み合わせ(塩と油、粉と乳、塩と砂糖など)は、
とても刺激的な味わいで、舌や脳細胞に強烈なインパクトを残します。

だからこそ「極性」のものを頂く時には、
「質の良いものを」
「摂取量と頻度」
に留意して、あくまで「お楽しみ」とする節度が大切かもしれません。
体と心への影響を考えると、あまり両極端なもの同士で激しくバランスを取るよりは、
ほどよい組み合わせで中和・排出を促していきましょう。