調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

梅雨の過ごし方

2016.07.28

梅雨の期間

6月6日から夏至までは「芒種(ぼうしゅ)」、田植えを始める時期となります。
梅の実が青から黄色に変わり、百舌が鳴き始め、かまきりや蛍が現れ始める頃。
これからは次第に梅雨めいて、五月雨(さみだれ)の季節に入ります。
日本は四方を海に囲まれ湿度が高い環境であるのに、梅雨の時期はさらに体の水はけが低下するので、
まるでプールに浸かっているような状態です。
 

食事指針

水が溜まった体と心は、浮腫みや冷え・下痢、免疫力の低下や疲労感の増強、食欲や意欲の低下など、じめじめと陰気な心地になりやすくなります。
体と心の水はけを悪くするのは極陰性食品ですが、中でも「飲む水の質」には注意が必要です。
糖分たっぷりの清涼飲料水やスムージー、甘いカフェオレや飲むヨーグルト、珈琲(カフェイン飲料)やアルコール(特に酎ハイ)は、ダイレクトに影響します。

おすすめの食材

これら極陰性を中和する湿気払い食材は、太陽の熱を吸収しカラリとした「乾物」です。

  • 天日干しの海藻(かなり大切!)
  • 切干大根
  • 干し椎茸
  • 干し生姜
  • 板麩・車麩・高野豆腐
  • 小豆や黒豆などの豆類

飲料も冷たい物よりも、常温や体を温めるお茶をセレクトしてみましょう。

  • 白湯
  • 焙じ茶・番茶・三年番茶
  • 穀物珈琲
  • たんぽぽ茶

質の良い梅干しも殺菌作用、代謝促進、疲労回復などの面からもお薦めです。

  • 梅和え
  • 梅肉ソース
  • 梅酢おにぎり
  • 梅煮など、お料理のアクセントにご活用を。

湿気は胃腸を鈍らせ食欲を落としますが、日本人の最大のパワーフードは「お米」。

  • 白米
  • 分付米
  • 雑穀米
  • タイ米

とにかく「ごはん」を頂きましょう。
お米だけでは食べにくい時には、陰性な雑穀をプラスすると軽い口当たりになります。

  • 押し麦
  • ハト麦
  • 丸麦
  • タカキビ
  • トウモロコシ

薬味を添えても、あっさり食べやすくなります。

  • 刻み紫蘇
  • 三つ葉
  • バジル
  • パセリ

 

おすすめの料理法

玄米も圧力鍋でなく土鍋で炊くと軽い仕上がりに。
日中は蒸し暑いので煮物や煮込み料理よりも、蒸し・茹で野菜などの軽い温野菜を頂き、
夜は夜気と湿気で冷えないように、乾物の煮物などやや陽性に保ちます。

生野菜・熱帯産果物の生食(サラダなど)は、肉や魚の付け合わせには◎ですが、
冷えますので出来るだけ日中に留めておく方が無難です。

梅雨が明けると一気に暑くなり、自然と極陰性食(エアコンによる陰性環境も)が増え、内臓は想像以上に冷えます。
夏一歩手前の梅雨は、意識して心身を陽性にしておくと、夏場に冷え過ぎずに済むようです。
8月~9月(晩夏)に体調を崩す方は、この梅雨の過ごし方が実は大切なのです。