調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

春の過ごし方

2016.07.23

春の期間

2月3日「立春」~5月5日「立夏」まで。

2月はまだまだ厳しい寒さの最中のようでいて、実はもう春。
「立春」からは、寒さを耐えるために溜め込んだ塩分や脂肪の層を溶出し、
どんどんスリムになっていく軽やかな生命活動の時期に入ります。

花粉症や肌トラブル、気持ちの浮き沈みで3月~5月にお困りの方は、ここから養生しても十分間に合います。

 

食事指針

年末年始のような暗く静かな寒さとは毛色が違う環境ですから、
体を温めるにしても、食生活は意識して「春っぽさ」を取り入れましょう。

冬の御馳走料理では、高蛋白・高脂肪・高塩分のお食事が多いと思います。
おせち料理が代表的ですね。
以下の食べ物は体を急激に熱し陽性にしますが、それは冬の温め方。

  • 肉・魚・卵(魚卵)
  • 揚げ物
  • 濃い味付けの料理
  • 硬いパン

立春を過ぎてからは、これら冬に蓄えた栄養を消費し、
夏に向けた新しいエネルギーを補給しつつ、寒さを乗り切るための食事が必要です。
 

おすすめの食材

  • 春には、動物性より軽い陽性さをお薦めします。
  • 貝類
  • 海藻
  • 豆・植物性蛋白食品
  • 古代米や餅など

「芽吹き」「浄化」のエネルギーが地上に働く春は、酵素が豊富な食材を意識して取りいれて体を身軽にします。

  • 薬味食材
  • 野草
  • 山菜類
  • 日本古来の発酵食品
    (味噌・醤油・酢・納豆・酒粕・日本酒・甘酒など)

おすすめの料理法

軽やかに、上に伸び拡がるようなイメージで料理し、食卓をセッティングすると、厳しい寒さの中でも「春」を実感しやすくなります。

  • 蒸す
  • 茹でる
  • 水で炒める
  • 浅漬け・マリネ
  • ハーブや薬味を添える
  • 果実ソースをかける

寒くて凍えそうな日の夕食は、グリルや煮物・熱々の鍋が食卓の中心になるでしょうが、
副菜には爽やかな「春」の一品を添えておきましょう。

肉卵の毒消しに働き、肝臓や生殖器をきれいにしてくれるのは、酸味の強い果物です。
コンポートにして、腎を助ける小豆餡に添えて大福や白玉のスイーツに仕立ててみてはいかがでしょうか?

  • 蜜柑・金柑・伊予柑・八朔・柚子・すだち
  • 青林檎
  • 苺・ブルーベリーなど

 

「春」のテーマ

〇爽やかなグリーン
〇アイテムは木製
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小さな花や緑を飾るなど、1年の中でもこの季節は、植物のエネルギーを部屋に取り入れることをお薦めします。
また、アロマテラピーやお香など、良い香りを身に纏うのも良いです。
半身浴やマッサージで、心身共にリフレッシュしましょう。

寒い朝は起きるのが辛く「春眠暁を覚えず」になりやすいのですが、出来るだけ早起きして、こまめに家事や散歩・体操で体を動かしてしまいましょう。

小食にすると肝臓が楽になり、早起きしやすくなります。
とにかく、体の中に「動く」「目覚める」という振動を起こすことが大切です。

「立春を過ぎても寒さは厳しく…」と言われますが、枯れ葉や雪の間から新芽を覗かせる野草のように、体を「春」にしていくのは私たち自身です。
冬の寒さが厳しいと、夏の暑さも厳しさを増します。
「春」は、夏の猛暑に向けた準備期間なのです。