調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

不調は内臓からのメッセージ(爪と指、編)

2016.09.12

爪は体調の日記帳

今日は、爪と指先から観る臓器・経絡など「望診法」に関連したお話です。

みなさん、爪は「体調の日記帳」ということはご存知ですか?

爪が生え変わるにはおおよそ半年~9か月ほど。
それぞれの部分が健康状態(食生活)の不調期間を表します。
根本部分:およそ2か月前
真ん中辺り:3~4か月前
爪先:半年前

東洋医学では「爪は筋の余り」として、肝の支配下にあるとされます。
肝は、免疫力・自律神経系・血液成分・筋肉(四肢や消化管)・子宮とも深い関わりを持ち、心身の微調整を担います。
栄養代謝に関わり身体末端まで氣血を運ぶとされているので、爪全体が傷みやすいという方は、この半年ほど肝臓が疲弊しているサイン。
今現在不調の自覚がなくとも、潜在的には「もういっぱいいっぱいです~」という肝臓の悲鳴が現れているのです。

横へこみの意味と対処法

爪のトラブルでよく見られるのは「横へこみ」「白斑」です。

横へこみ
横へこみによって爪が凸凹しているのは、栄養が極端に偏っているサイン。
甘い物・炭水化物・果物・ジュース・アルコールなどが続いていませんか?
体の免疫力が落ち、貧血傾向になっているかもしれません。
爪と同様に気分も凸凹し不安定・デリケートになっています。
 ↓
休養と気分転換、時には自分と向き合って、食事・生活習慣の両面から心身の調整に取り組みましょう。

白斑
白斑は、油脂や乳製品の過剰が起きていた記録(写真の指ではおよそ2~3か月前)。
白斑が出ている最中は、粘膜(鼻・喉・眼・耳・消化管・生殖器など)にネバネバの分泌物が溜まっています。
中でも呼吸器系のトラブルに要注意。
 ↓
大腸・生殖器など下腹部も冷やさないように温めてください。
切干大根茶や人参大根ドリンク、梅葛湯、三年番茶などで体温を上げ、固まったネバネバを溶かして排出してしまいましょう。

縦筋の意味と対処法

「縦筋」が刻まれている方は、陽性過多(パン・塩・肉など)。
爪だけでなく肌・皮膚や粘膜も乾燥傾向。
唇や踵がひび割れている方も多いです。
心も硬く強張っている状態ですので、副交感神経を優位にするケアを取りいれてください。
縦筋の中でも「なぜかこの指にだけ『黒い筋』が出ているんだけど?」という方は、
その経絡上にある特定の臓器(関連器官)が疲弊し、危機的状態だというサインです。
(生まれつき黒い筋があったり、長期間継続している方は、臓器からの注意喚起だと思ってください)

指一つ一つに走る経絡と、関連臓器からのメッセージ例

  • 親指:肺・喉・気管支・鼻・甲状腺・乳房など呼吸器系とその周辺器官を表します。
    (愚痴や悲しみ・寂しさを溜め混んでいます。)

  • 人差し指:右手側が上行結腸、左手側が下行結腸で、水分代謝や排泄機能を表します。
    (怒りや悔しさに満ちています。古い考えや過去、物に執着しているのかもしれません)

  • 中指:心包系。心臓・全身血管(静脈動脈)・血行動態・脳神経系に関与します。
    (臨機応変な適応力、柔軟で自由な視点が必要です。)

  • 薬指:三焦系(呼吸器・消化器・生殖器)と言い、生命のバイタリティを表します。
    内分泌機能や免疫力、体温維持にも関わる、氣エネルギーの通り道です。
    (楽しいことをしているつもりでも、ちょっと無理が続いています)

  • 小指:小腸と精神面。栄養面の消化吸収能力や、自律神経系のバランスなども表れます。
    (周りに気を遣い過ぎています。自信を取り戻したい気持ちの現れです)

まとめ

どの指に、どの爪に、どのようなサインが現れていますか?
色々なエネルギーが流れ込む指先のマッサージや手首足首の運動は、全身の血行動態の改善につながります。
冷え・浮腫みの解消や心のモヤモヤ解決にも◯!
身体末端部位である爪・指先をケアする意識(時間)が、身体に摂り込む物の質を吟味する余裕にもつながります。