調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

「脾系」のバランシング力

2017.02.10

脾系の性質・働き

脾系(胃・膵臓・脾臓)は、
体のほぼ中央に位置していて、食べ物=外界のエネルギーを最初に「体の中」へ摂り込み始める臓器。
胃酸(陰)と粘液(陽)でバランスを保つ臓器。
物質的にもダイレクトに外側の環境に影響を受ける臓器であり、目に見えない「空気感」「雰囲気」を察知する、洞察力を司るバランス感覚臓器だと思っています。

内臓 前側
使用イラスト(c)フリーメディカルイラスト図鑑

胃は、食べ物の消化を、
膵臓は、消化と血糖値調整、
脾臓は、免疫と古血球の破壊を担う。

三つの機能がそれぞれ連携して、栄養豊富で新鮮な、血液の質をキープする。

脾系の氣が華咲くのは、肌肉・四肢・口唇・乳。

脾臓が元気ならお肌も唇も血色良く、ふっくら艶々、福相です(*´ω`*)
逆にトラブルと、美容に大打撃・・・。

あと、母乳は血の余りであり、胃の経絡は乳房の真上を通ります。
私が出産した産婦人科では、経絡やリンパの流れを活用した「痛くないおっぱいマッサージ」を施術してくださり、胃や肝の経絡が使われているのがわかりました。
いや、産後にあのマッサージは、ほんと泣くほどうれしかったですよ。
 

脾系は周囲環境の変化に対応して内側のバランスを舵取りしてくれますので、めまぐるしく気候が変動する日本では、ふつうに消耗しやすい臓器です。
なんにもしなくても頑張っている臓器なので、そこにプラスα、食べ物でも心のエネルギーでも、極端な負荷をかけると長期的に調子が崩れてしまいます。

脾系は、
唇や肌肉以外では、鼻の付け根やこめかみにもその状態が反映されます。
悩みや不安があると、その部分に青筋が浮かんだり、くすみが出たりする。
こめかみは、特に顎先と連携して側頭筋が動く場所です。
・顎=生殖器
・こめかみ=脾、ですから、
脾系が弱って起きる血液の質の低下(低血糖症や免疫低下)は、生殖器系のトラブルを併発しやすい関係性であることが、顔の位置からもうかがえます。
 

人相学的にも疾厄宮(病気の有無を観る場所)、交友関係などが表れる場所。
・鼻の根元
・鼻筋
・こめかみの周辺 に皮膚トラブルがある時は、交友関係上にストレスがないか、まず振り返ってみてください。
周囲の人・パートナー・親etc.自分以外の何かに気を使い過ぎて消耗していないか。

脾系の方は、空気や雰囲気を読み、人の気持ちや適性を察知するのが無意識で得意。
「人事部」に居たらとても良い仕事ができるのではないかと思われる質の人が多いですが、
その観察力が、「嫌われるのではないか」という思い込みや「すべき思考」に囚われ、自分自身が居心地いい世界を築くために腹を決めないと、優しさは優柔不断へ、思いやりが思い込みへ、気配りが心配へ、思慮が憂慮へ( ;∀;)
腎から沸き上がった恐れが、肝と絡むと「闘争」(アドレナリン)へ。
脾系と絡むと「逃走」(ノルアドレナリン)へ、二極化してエネルギー漏れ。

もったいなーい!!
くよくよされる方が多いのですが、とても繊細で優しい母性溢れる脾系の方々、私はとっても大好き。
話をしていて一番安心します。

 
腎から沸き上がった情熱は、
肝臓でビジョンになり、
心臓の脈動リズムで軽やかに行動し、
脾系が全体の役割分担・進捗を判断する。

五黄土星の王様的中心軸、
二黒土星の育成力・母性、
八白土星の忍耐と革命力、
すべてが胃・膵臓・脾臓の中に眠っていると思うのです。

これって結局、周囲のコントロール力なんですよ。
自分の欲望達成のために使うからこそ、周囲の人たちが本来の適性を存分に発揮できる(させられる)んです(^^)♡
自分の欲求欲望に火をつけて、周りを活かしてあげてください。

「どれだけたくさんあっても、自分のために使わないなら、『ない』と同じ」

断捨離の場面で言われていた台詞ですが、これ、ボールペンでも愛でも優しさでもお金でも、通じますね。

脾系が元気になる方法

脾系は土を好むようですから、
心と体の安定性・穏やかさ、自分の「好き・安心」を取り戻すなら、
・ガスールやクレイパック
・庭畑いじり
・陶器作り
・土鍋料理
・砂場や粘土遊びでエネルギーをチャージするのがお勧めです(^^)♪
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