調和の流れを学ぶ ひとつがすべてへ すべてはひとつへ credo

マクロビオティックと中医学の陰陽解釈のちがい

2017.08.07

 

中医学とマクロビオティックの陰陽はちがいます。

 

中医学とマクロビオティックの陰陽のちがいは、私をいまだに混乱させます。

「右」「上」と習った方向が「それは左だよ」「下」と言われているようなもの。

それくらい、中医学の陰陽とマクロビオティックの陰陽は根本的に異なります。

この指標を途中でシフトチェンジするのも容易ではないと想像できるのではないでしょうか?

中医学の本を読み進める時は、
「ここで表現されている『陽』は、マクロビで言うと『陰』」など、かなり意識しておかないと頭の中はごちゃごちゃになります。

 

中医学の陰陽の始まりは、

「太極」と言う混沌世界から陰陽二つの動きが生まれ、
陽の氣が昇り、逆に沈んだ氣を陰として、天(陽)地(陰)が出来たと考えられました。

まず、ここの解釈からマクロビオティックの解釈では異なってきます。

「太極」という混沌世界から陰陽二つの動きが生まれ←ここまでは一緒、

求心力(引き寄せ合い集約する動き)と遠心力(離れ拡散する動き)に分かれた。←ここ。

マクロビオティックの陰陽解釈では、『天地』でなく、エネルギーの『方向性』『動き』で観ています。

 

宇宙はビッグバンから拡大し続けているという話です。

マクロビオティックではビッグバンが起きる前の世界を『太極』とし、
ビッグバンが起きて拡大し続ける宇宙全体の動きは『陰』、

拡散し続ける中、ぶつかり合ったエネルギーの流れで、
ガスや星屑が流木のように寄せ集まっていく『陽』の求心的な動きが生まれ、
その結果、惑星や銀河系など物質化した物が生まれた、という解釈です。

この宇宙全体に流れる拡散し続けるエネルギーが途中でぶつかり合い、似た性質を寄せ集め合い、
渦を描いて集約的に、あらゆるエネルギーを物質化させながら、星の中心部に向かいます。

 

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例えば地球は、
北極と南極から中心核に向かうエネルギーの渦が入り、ぎゅうぎゅう押し合いながら進み中心部でぶつかり合い、
その衝撃が自転の力となって赤道から上向き・拡散性のエネルギーとなって発射されていく。

なので、
「天地」という現象はあくまでおまけ。

そんな感覚です。

そもそも宇宙に「上下」ってないんじゃない?そんな風な・・・。

マクロビオティックの陰陽解釈で言えば、物質の無い空間の広がり(天)は『陰』、
土や草木など物質が集約している大地は『陽』という解釈になります。

『上昇・下降』も、
全体の中で『求心的に動いているか、拡散的に動いているか』の結果という見方です。

 

ですが、
『陽』という文字は「日が昇る(揚がる・の変形)」意味を持つ漢字です。

 

IMG_20170807_125223

 

『陰』は「「ある物をすっぽり覆いふくむ事を表した文字と雲の回転するさまを表す」「雲が太陽を覆い含みこむ」の意味」を持ちます。

 

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漢字/漢和/語源時点

 

春田先生から文字の意味を指摘され、「確かにそうだわ」とうなづきました。

 

上記した「天は陽、地は陰」の中医学的陰陽解釈では、

陰に分けられるものは、
、女、右、裏、月、、夜、寒、血、物質的、内向的、降下的、有形的。

陽は、、男、表、、昼、太陽、熱、機能的、外向的、無形的です。

中医学では陰には「休息、栄養」、陽は「活動、消耗」と言う意味もあります。

マクロビオティック陰陽の求心性・遠心性の動きを基に解釈してみた時に中医学と異なる部分を観ると、

陰は天、女(卵子は陽・体は陰)、出、軽、外交的、上昇的、機能的、無形的
陽は、地、男(精子は陰性・体は陽)、入、、物質的、重、内向的、有形的となります。

もっと言えば、
月と太陽さえもちがっていて。

月は地球より小さいにも関わらず、地球の水分を引き寄せるほどに「求心的(陽)」な働きを持つ、と解釈もできます。
太陽は地球の数倍大きく巨大で、爆発し続け地球まで熱を「発散させて(陰)」いる・・・
太陽自体が発散(陰)しているエネルギーは、地球側から観れば光が降り注いでくる「陽(下降性)」エネルギーとして観れます。

こんな風に、マクロビオティック陰陽の「遠心力と求心力」の視点で観ると、すでに「陰だ」「陽だ」と決められた存在も、陰陽がグルグル反転します。

 

・・・文字の意味を考えるなら、
陽→揚がるの変化(上昇)→マクロビでは下降性となり、
「陽」だけ観るとマクロビオティックで解釈する動きは反対方向ですね。

 

また、中医学では「陰」となる大地。
土の中は陰って冷たく、重い。という中医学の解釈ですが、
マクロビオティックでは大地は空中に比べ密度が高く温かい、天に比べると「陽性」と考えます。

(日本が温泉地帯だからこの解釈になったのか??)

『体が陰性過剰になると浮腫んだり太ったりして、だるく、重くなるでしょ?』と言われてみると・・・・確かにとも思うんですが、

半面、

浮腫みだるくなると、体を「重く感じる」のではないか?とさえ思ってしまうのです。

同じ体型(大きさ)なら、
筋肉質な人は水に沈むように(筋肉という体を支える力があるので『体は軽く感じる』)、
脂肪分が多い人、浮腫んでいる人は水に浮く(体を支える筋力がないので『重く感じる』)。

【脂肪は軽く、筋肉は重い!?】

 

陰陽の解釈が本当に逆転しているのですが、

人を観る時、陰陽どちらかで成り立つわけではなく、
『表層に現れている陰現象が強ければ、必ずどこかに固まった陽が存在している』というマクロビオティックの「バランス」視点は、
心と体・仕事や住環境・親と子など、その仕組みを陰陽で見立てる時、私にはとてもわかりやすいのです。

上に向かう葉・茎・花が巨大であるほど、
下に根を張る力が強いという考え方は、そのまま人間にも当てはまります。

心と体を、「食材」と「料理」を通じて調理する(陰陽を調える)というのも、
料理嫌いな私にはとてもシンプルで実践的でわかりやすかったです(軽くなりたいから葉っぱ食べよう、的わかりやすさ)。

 

このように、中医学とマクロビオティックの陰陽解釈はかなり異なっていますが、

時々、「マクロビオティックの陰陽解釈は間違っている」と断言されているのを観ると、

『気持ちはわかるが…』と、ちょっとだけ悲しくなります。

 

大阪に虹彩学や七星鍼法を組み立てた新城三六先生という方がいらっしゃいますが、
先生の著書「七星論入門~客観的診断と再現性ある論理的治療~」の中に、

「『無双原理・易』がなければ古典の矛盾を解くことも、人体惑星試論や七星鍼法を考えることもできなかった』」
「陽は収縮するし下降する、陰は拡散するし上昇する」と定理すれば、宇宙から人体までを一貫した理論で結びつけることができ、診断と治療を一貫して説くことができます」p36より抜粋

と書かれているのをご紹介しておきます。

 

私としては、
マクロビオティックの陰陽解釈に慣れてしまっていますが、
人相学や望診法を学んでいると中医学の陰陽解釈にたくさん出会い、これまで何度も混乱しました。

生徒さんでわかりやすい混乱が

「沖縄や熱帯地域の人は陽気なのに陰性のエネルギーが多いんですか?」とか

「北陸の人の顔立(一重・鼻が低く口が小さい平安顔)は陰気な感じがするんですが」などです。

性格で言う「陰気・陽気」の解釈が中医学的解釈なので、
マクロビオティック的「外交的(放出)」の陰と「内向的(凝縮性)」の陽のちがいで混乱するようです。

 

次回は、私なりの陰陽の関係性を人相・望診・性格などでどう解釈しているかをまとめてみたいと思います。

 

 

 

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